リセットしました。341日でした。
結論を言えば、他のオナ禁者が長期オナ禁をあまり推奨していないのは、道理だとという事です。
●短期オナ禁に効果がある事は間違いない
短期オナ禁は、それまで頻繁にオナっていた人にとっては、身体的効果がある。
・ホルモンバランスや分泌物、代謝に変化がある。
・上記の体内代謝の変化が精神状態に与える効果。
☆加えて、「オナニーに逃げる」事を選ばない心が出来る
・「オナニーをしない理由」を考えなくてはいけないので、目標意識を持てる。
●長期オナ禁になってくると、状況が違ってくる。
とにかく性欲自体がかなり弱くなっている。
オナニーはもう習慣ではなく、オナニーをしない事が普通の状態。
もはや「オナ禁」ではないです。
■長期オナ禁状態はヤバかったです。
オナニーをしない意味を考えないではいられやしませんでした。
もし性欲が完全には消滅しているならば、オナニーという概念を持つ事もなく考えもしなくなれるはずですが、そうではなかったです。
記憶の中にオナニーと性欲はあるし、その感覚が残っている。
だから、オナニーをしない状態の自分は何であるかを考えざるえません。
オナ禁しても、普通はいつかいい異性に巡り会うために頑張るぞ的な感じだと思いますが、
私はそうでなく、「無性者」という概念を心のなかで思いついてしまっていました。
まだ無性者にはなれていない。だから「無性者」になろうと考え始めた。
無重力空間の物質がブラックホールに吸い込まれるように、行き場を失った精神はそこに向かっていかざるえませんでした。
性的指向性は固定的なもので、脳の物理的構造に既に刻まれているという説が有力のようです。
少なくともこれを無くしてしまおうとした私の試みの中で、上記の通りかなり困難だと実感しました。
でも、まったく不可能だろうとは思いませんでした。非性愛状態にはなれます。
本当に非性愛で、かつ無性者になるには3年くらいやろうとし続ければ可能ではないか、と思います。
宗教的修行者などは修行によって、この性的志向性の破壊を実際にやるだろうと思います。
ただし、これは俗人にはできない。この間にまともな社会生活を続ける事は困難と思いますので。
これは私が感じたにすぎませんが、性欲低下のほかに食欲低下、睡眠欲の低下があったし、
食欲低下のため危険なレベルまで痩せ、意欲低下と身体の不調が明らかにありました。
ただしこの状態では、もはや意欲という概念が意味を成さなくなっていたと思います。
精神の命令はありますが、身体機能が付いていけない状態。つまり反射速度とか認知能力の低下を感じていました。すくなくとも感覚が変でした。(これは栄養状態が悪かった事の影響も大きいと思いますが)
意識は志向性ですが、対象へ向かう機能に変化があったようです。
(外界の対称面に関する志向性=ノエマが弱まる)
精神分析を感じました。
異性を異性と認識しないようにしていました。無意識レベルにもそれを徹底しました。
だから私は夢精もしませんでした。異性対象は私の望むところではないです。
オナ禁前からナルチシズム的な人でしたが、それも嫌だったのでナルチシズムも捨ててようとしましたが、そしたらもう何もない。
非性愛はノエマ的にですが、無性者になる事はノエシス的な方向のものです。
(ここで私が言う無性者は無性愛とは違くて、愛する対象についてではなく、自分自身を男とも女とも思わない者と規定するという、性に関する自己規定の問題です。)
性欲(セクシュアリティ)は現実へと意識を結び付けるためのキーだったと感じました。
性欲という根本的なものを抜いてしまうと、ほぼ物体には意味がないです。
さらに、差異への欲望も持てないという事は、差異の認識自体も欲していない状態という事です。
欲していない機能は消えようとしていきまし。
ノエマがズレてるだけでもノエシスがしっかりあれば何からの回路は残ります。
でもノエシスもズレてしまったら、回路が繋がらなくなっていってしまう。
私の前から現実が消えようとしていました。
ちょっと普通じゃなかったです。限界感じました。
この状態を続けたら、この先どうなってしまうか知りたかったですが、
社会生活に問題が出始めたので、リセットです。
この壁を越えて人間じゃなくなりたいですが、
差異自体はあったほうがいいです。まだ現実が消えては困る。
現実が消えても大丈夫になれる日は来るのか、それは謎。


